「かんぱーい!」
アルバイト先の飲み会に初めて参加した。
なぜか、紅一点の黒島さんの隣をみんな嫌がる
黒島さん可愛いから隣に座りたいな…
真正面に座った僕はそんなことを考えながら
ぼんやりと場の風景を眺めていたら…
「チューしていい?」
えっ?この人たち付き合ってたの?
いや、様子がおかしい…嫌がってるぞ
黒島さんはお酒を飲むと
キス魔になるらしい
えっ、ラッキーじゃん?
もしかしてみんな被害者なのかな
ドキドキしていたら
先輩たちはみんな逃げてしまい
二人きりに…
ずっとこっち見つめてる
「チューするの?しないの?」
いざとなるとやっぱり恥ずかしいものだ
なるほど、先輩たちは耐えられなかったのか
酔っ払って記憶も無くすらしい
だから僕とキスしたって覚えてないだろう
くらいの気持ちで誘惑に負けた僕はベロキスしまくった
これって、キスだけじゃなくて
その先も出来るんじゃ…えっ、えっ、えっ!?
バイトをクビになってもいいや
僕は黒島さんをお持ち帰りした…いやされた?
普段はニコニコして清楚な黒島さんが
お酒飲むとこんなエロい女だったなんて…朝までずっと俺得